
四柱推命術は、はるか昔、漢の時代に生まれた陰陽五行の思想を土台に、隋や唐の時代(6世紀~7世紀頃)に形づくられたといわれています。
自然の流れや星の巡りを映すように、東西の占星術の知恵を集めて生まれた学びで、その的中率の高さから、今も多くの方に親しまれてきました。四つの柱――「生まれた年・月・日・時間」をもとに、十干や十二支を重ね合わせ、命のリズムや人生の歩みを読み解いていきます。
日本には江戸時代の中頃、中国から「淵海子平」という学びが伝わり、その後、長崎の医師・桜田虎門によって「推命書」が記されました。これが、日本での四柱推命のはじまりとされています。
四柱推命はとても奥深く、ご自身だけで理解するのはむずかしいものです。だからこそ、私たち鑑定師が心を込めて学びを重ね、難しそうに見える結果をやさしく解き明かし、日々の暮らしに活かしていただけるようお伝えしています。